【ブログ】農業・医療・教育をつなぐ未来のアート ─ シュタイナー協会設立前夜祭を共催します
当院はアントロポゾフィー医学のクリニックですが、この医療は約100年前にルドルフ・シュタイナーが提唱したアントロポゾフィー・人智学という人間観・世界観に基づき、イタ・ヴェーグマン医師が実践を始めたものです。
日本ではシュタイナー教育が知られていますが、ヨーロッパでは医学の他に治療教育やバイオダイナミック農業なども盛んで知られています。
ある活動に関心のある方が何か問い合わせをしたいときに、どこに問い合わせをしようか、あるいは相談をしようか、というときの受け皿として、一般的に〇〇協会といったものがあると思うのですが、シュタイナー関連の活動にも、協会があります。今まで日本では9つの支部に分かれ、地域や領域によってまたグループの歴史によっても、独自の活動が行われてきました。これらの独自性は尊重しつつ、包括的な協会を設立しようという動きが強まり、12月21日に設立集会が行われることになりました。私たちとしても、他の分野の方々とつながることができ、クリニックを訪問してくださるみなさまに新たな出会いを提供できるのではないかと期待しています。
その前夜祭を、12月20日に当院も共催して行います！「シュタイナーが示した未来のアート〜農業・医学・教育のつながり〜」というテーマのもと、スイスのゲーテアヌムから理事であり農業部門の代表でもあるユーリ・フルターさんをお迎えして、日本からは医師でありプラネタリーヘルスという国際的な活動の日本の第一人者である桐村里紗先生をお迎えして、それぞれ記念講演を行なっていただきます。お二人の対談もあり、日本の農業、医療、教育の分野からも登壇しパネルディスカッションも行います。当院から安達も登壇します。
新しい出会いのなかで、人と地球、宇宙の大きな健康、生命の循環を考え、それを未来に向けてのアートとして捉える、そのために今自分達がすべきことや必要なことを考える時間になればと楽しみにしています。
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