山本百合子医師 | シュタイナーのアントロポゾフィー医療 すみれが丘ひだまりクリニック(横浜市都筑区)

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山本百合子医師

ひだまりクリニック,山本記念病院,皮膚科,山本百合子,アントロポゾフィー

山本百合子
北里大学薬学部製薬学科卒業
聖マリアンナ医科大学医学部卒業
皮膚科/アントロポゾフィー医学認定医

 

 

なぜアントロポゾフィー医療なのか

私は小さな頃から、人間のからだの不思議やこころの不思議にとても関心がありました。

 

思春期になって、哲学に惹かれたり動物行動学に興味を持ったりしながら、やはり人間そのものを知りたくて医学の道に進みました。

 

医師になって数年間は、とにかく治療技術を磨き、目の前の患者さんを治そうと必死になって働きました。私は日常生活に密着し、結果を患者さん自身が確認できるのが良いと考え皮膚科を選びましたが、1年間研修に行った内科の教授の口癖が「血反吐を吐くまで努力せよ」だったように、とにかく懸命に頑張りました。

 

中堅の皮膚科医になった頃、私は患者さんの風疹や麻疹、水ぼうそう等がうつって重症となり、そのたびに勤務先の大学病院に入院することになってしまいました。その後も耳鼻科、内科、婦人科、外科と病気が出てしまい、全身麻酔の手術を10年間の内に5回も受けることになりました。

 

その時の経験により、個別に病を診るのではなく、その病がなぜその人に起こったのかを私に考えさせるようになったのです。もし、その人の生命のバランスが知らず知らずのうちに崩れそのまま回復していなかったら、ひとつの病気が治ってもまた新たな病気が起きてしまうかもしれません。これは私自身に起きた事実でした。

 

それからは現代医学だけでなく、伝統医学や代替療法も勉強し、ホリスティック(全人的)な人間観に至り、ついに深い人間観と自然科学的洞察を持ったアントロポゾフィー医療に出会ったのです。シュタイナーの哲学的思考と、医師イタ・ヴェークマンの医療の協働で生まれたこの医療は、現代医学を基盤に置きながらそこだけに留まらず、この医療を必要とする人の身体・こころ・精神性をみつめ、その人生の物語に寄り添います。

 

もし、あなたが必要とされるなら、私たちは回復への道を一緒に歩かせていただきたいと願うのです。

 

 

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