ひだまりクリニックの施設について | シュタイナーのアントロポゾフィー医療 すみれが丘ひだまりクリニック(横浜)

ひだまりクリニックの施設について


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写真1

 

ひだまりクリニックの施設へは、前面道路に面したゲートをくぐり間にある大きな風除室部分より入っていただきます。この空間は空色に薄いピンクの雲(写真1)をあしらったヴォールト天井で内部と外部の中間領域です。この細長い空間の中ほどに2つのクリニックの入口が対面してありますが、ひだまりクリニック、そよかぜクリニック双方のエントランスホールを形成する円弧の壁(写真2)のラインを延長してゆくと2つの円弧はホワイエで手をつなぐように結ばれています。

 

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写真2

 

このアントロポゾフィー医療のためのひだまりクリニックは、できる限り自然の素材を用いて物理的にも負荷の少ない環境を整えています。壁は石灰プラスターでこの材料の持つ消臭や湿度調整能力に加え、ドロマイドプラスターを配合した滅菌効果も持たせています。その下塗には麻炭を配合したものを用い、床は基本的にオランダ製の天然リノリウムで、ノロウィルス等を殺菌する性能を持っています。

 

また交通量の多い道路に面していますので、窓は遮音フィルムを貼ったガラスを用いています。
ひだまりクリニックの入口にはコールテン鋼のH型鋼で門型(写真3)を形成しています。この鋼材は時を経てその表面をビロード状の赤錆で覆って定着し、それ以上は錆びない特殊な鋼材で、鉄本来の持つ風合いが仕上げとなります。鉄は古くから火星と関わる金属とされていますが、鉄が古来鉄武器や道具を作るために用いられていることからも、戦いの神であるマルスとの関係を見て取れるでしょう。ですから火星が神秘文字で槍を持った姿として現されているのでしょうし、火星が赤く見えるのは赤錆状の鉄がその表土に多量に含まれているのも暗示的です。

 

 

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(左側)写真3・(右側)写真4

 

入口の門に鉄らしさを求めたのは、対面するそよかぜクリニックがヴィーナスつまり金星との関係を持つため、2つのクリニックで両極性を構成したこと、自我との関係の深い鉄を門として表現することにより現代医療の課題も示したたかったからです。自我をどうとらえるか、一個の人間としてどう生きるかは現代に生きる私たちにとって大きな問題です。また自我にかかわる問題が多くの疾病と関係があると考えられるからです。この門のうちでは医療従事者が自分事として患者の病に寄り添い共に歩む場としてありたいという思いもここに込めています。

 

この門をくぐると、正面に円弧状のアイストップ壁が両手を広げるように人を迎え入れ、同時に個の壁は楕円形のエントランスホールを形成しています。左に進むと受付があります。受付のカウンターはブビンガという赤い木で“B”音型状(写真4)になっています。

 

左の廊下を進むと美容皮膚科部門(写真5)に、右側の廊下を進むとアントロポゾフィー医療の部門(写真6)になります。

 

 

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(左型)写真5・(右側)写真6

 

それぞれの廊下の突き当りには大きな開口を持った明るい待合スペースがあります。滞在時間が長いであろう待合スペースは治療を待つ不安な時間を出来るだけ穏やかに過ごせるように床は無垢のフローリングを使い、窓から日常の世界を眺めながらも、暖かい色の空間に包まれる日常と非日常の丁度中間のような空間としています。

 

 

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写真7

 

ひだまりクリニックの美容皮膚科の3つの施術室は、レース生地を挟んだガラス「ファブリックガラス(写真7)」で前室と施術室を隔てられています。レースのカーテンのような透け感のある間仕切りですが、施術空間と更衣や帰宅準備をするための前室とをしっかりと隔て、落ち着きのある空間を作り出しています。ケミカルピーリングなどの美容施術の部屋は暖色(写真8)、レーザー使用する部屋は、寒色(写真9)として炎症を抑制するような気分の空間としています。

 

 

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写真8

 

 

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写真9

 

医療部門には4つの診察室と3つの施術室があり、できる限り窓を持った呼吸のできる空間としています。診察室は暗色系(写真10)、暖色系(写真11)を各2室として、それぞれ青紫、ピンク、薄黄色、青色としています。光療法室では3原色LEDの演出照明による色彩ニッチを設置しています。この部屋(写真12)だけが白色の壁でそれ以外は異なった色空間となっていますが、それ以外の治療室を含め医療部門の空間の色は美容皮膚科に比べて、治療空間を明度と彩度を上げています。

 

 

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(左側)写真10・(右側)写真11

 

 

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写真12

 

 

アインライブングを行う部屋(写真13)は少し動きのある暖色系のオレンジ色とし、患者が休んでいる間、施術者がノートを取るなど待機をしている邪魔にならないように、フロストガラスの袖壁が設けられています。またシャワーとホースとしても機能する水洗を用意し足湯などの際の給湯もしやすくしています。

 

治療用浴室(写真14)は長時間の入浴を考慮して寒色、静養室兼脱衣室は暖色系としています。音楽療法やオイリュトミー療法に関しては、診察室の1室を防音壁として若干の配慮をしています。また絵画造形療法に関しても同様でマルチシンクを備えた府室を設けて対応できるようにしています。

 

 

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(左側)写真13・(右側)写真14

 

また、運動療法室(写真15)の木製のヴォールト天井の中央には7角形に配置された照明があります。この部屋は他に小会議に対応できるように、プロジェクターも設備しています。

 

 

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写真15

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