新院長よりご挨拶
4月から、すみれが丘ひだまりクリニックの院長になりました、安達晴己と申します。
2022年11月から当院の外来を始めております。
もともとは、福岡で生まれ育ち、大学は佐賀でしたが、その後ずっと福岡で医師をしておりました。前院長である山本百合子先生と2004年に初めてお会いして、2022年に初めて生活基盤も移して、当院へ勤務しました。
当院の特徴であるアントロポゾフィー医学は、日本ではまだ広く知られているとは言えない状況です。日本の医療には素晴らしい保険制度があり、多くの標準的医療を安心して受けることができ実績を上げています。しかし、患者さん一人一人の個性を尊重した、患者さん自身の健康への可能性をより広げるような統合的な医療もまた必要とされていると思います。
私たちのアントロポゾフィー医療は、ヨーロッパを中心に100年の歴史を持つ、ルドルフ・シュタイナー博士とイタ・ヴェーグマン医師によって創設された新しい統合的な医療体系です。当院はアジアで唯一、認証を得たアントロポゾフィー医学のクリニックとして、トレーニングを積んだ専門の医師の診察、ヨーロッパで認可された独自の製薬による主に自然由来の医薬品、シュタイナーが考案した運動療法(オイリュトミー療法)、絵画や音楽などの芸術療法、こどもの発達を支援する発達支援、自身の人生を振り返ることで病と向き合うことを支援するバイオグラフィーなどの特徴的な医療を行っています。医師の診察によって、患者さんに必要な治療を選択します。それぞれの療法に関心がある方は、短い医師の診察を受けていただくことで、療法の処方をすることも可能です。
このような治療や療法はすべて、患者さん自身の力を高めて病に向き合うためのものです。対症療法的な部分もありますが、根本的な体質的な治療を目指しています。
大切なことは、私たちの治療は通常医学を否定していないということです。むしろがん患者さんをサポートすることで、必要な手術や化学療法を受けられる、根治治療が完遂できることを支援したいと願っています。通常医学の積極的な治療を受けない段階の方にも、その方が大切していることを一緒に大事にしながら人生の質を高める努力を一緒にできればと考えています。
このような可能性のある治療を必要とされる方に届けることを目標に、新たなすみれが丘ひだまりクリニックの医療を進めていきたいと考えています。
関心のある方は、当院で行う講座などもありますので、気軽にお問い合わせください。
多くの方との、新しい出会いを楽しみにしております。
2025年4月1日
すみれが丘ひだまりクリニック
安達晴己