ミステル(ヤドリギ)治療について | シュタイナーのアントロポゾフィー医療 すみれが丘ひだまりクリニック(横浜市都筑区)

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ミステル(ヤドリギ)治療について

早期からの緩和ケアとは?

いまだに「緩和ケア」というと、癌の進行に伴い有効な医療手段がなくなった患者さんの主に疼痛管理のことで、できれば避けたいと一般的には思われがちです。しかし、現在は緩和ケアの対象は末期の癌患者さんのみではなく、癌と告知された時点から始まる「早期からの緩和ケア」が強く推奨されています。

 

治療法のなくなった患者さんを安楽な看取りに導く最後の医療ではなく、早期から一般癌治療と併用することで、精神的な安定を保ちながら、より楽に充分な治療が行えるようにすることで、治療効果自体も高める目的の統合医療です。

 

現在の癌治療は以前に比すと、通院化学療法の導入や新薬の開発、効率のよい手術法・照射機器などの開発により患者さんの生活にも配慮がなされてきています。しかし最低でも5年間に渡る辛抱強い治療や経過観察の間の再発予防や、その後の他臓器への新たな癌発生の予防等様々な事を考えるとき、まだまだ一般的癌治療だけでは足りない部分が存在するのも事実です。

 

もう一つの問題は、早期からの緩和ケアの共通の技法はまだ確立されておらず、導入されている施設はごくわずかで、内容もカウンセリングや心身医学的一般行動療法を癌患者さん用にアレンジして用いている程度です。

その中で、アントロポゾフィー医学の知識や技法は「早期緩和ケア」最適な方法と考えられます。

 

がん治療には一般的な癌治療による高度の攻撃力と同時に自分の中に元来存在する大きな防御の力(自己免疫力)が同時に必要です。自分の中に存在する力を有効に引き出す方法として、アントロポゾフィー医学の方法を取り入れてみませんか。西洋医学偏重でも代替医療偏重でもない、それらを上手く組み合わせる事で、両者の効果をお互いに引き出す事で理想的な統合療法を行えます。

 

 

ミステル治療の効果とは?

 

1.生活の質(QOL)を上げる働き

・不安・鬱状態など精神的な問題の改善

・痛みや睡眠、全身倦怠感等の改善など

 

2.抗がん治療の様々な副作用が軽減

・現在行われている病院での抗がん剤治療をサポート

 

3.免疫強化・調整機能の強化、抗ガン作用

・ミステル製剤自体にこのような働きがあります

 

同じ「がん」であっても、その患者さんの病気のある臓器や進行度に応じたミステル製剤があり、それを適切に選択・継続して上記の恩恵を受けられるようサポートしていきます。

 

そのためには、その患者さんの病状を確実に把握するために、通常の治療を行っている(あるいは治療後経過観察してもらっている)病院との連携が重要です。連携が困難な場合は、同院からの治療内容、検査データを持参していただくことにより、患者さんのその時々の状態を把握しながら一般がん治療にアントロポゾフィー医学を加えた「統合医療」を進めていくことができます。

 

【対談】「緩和ケアで生きる希望を」浦尾弥須子(その1)
【対談】「緩和ケアで生きる希望を」浦尾弥須子(その2)
【対談】「緩和ケアで生きる希望を」浦尾弥須子(その3)

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