すみれが丘ひだまりクリニック

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【ひだまりブログ】自分でアントロポゾフィー医薬品を使ってみると?

ひだまりクリニックの安達です。

 

私は、2004年にアントロポゾフィー医学の学びを始めました。最初は、わからないこともたくさんあったのですが、その中でも、まったく新しい病気の見方、それに基づく医薬品の素晴らしいコンセプトに、とても感動しました。胸がどきどき、わくわくしたことを覚えています。

 

私自身は、学生~研修医時代を通して、あまり健康ではない自覚があり、例えば当時はひどい片頭痛にしょっちゅう悩まされていました。アントロポゾフィー医薬品の実践的なセミナーで、最初に取り上げられたのは、風邪、インフルエンザなどを含む上気道炎、に続いて、片頭痛だったのです!!真剣に講師の話を聞きながら、自分の体験と照らし合わせ、腑に落ちることが多くありました。そこで紹介されたBiodoronというお薬は、ルドルフ・シュタイナー自身がアイデアを出したものでした。当然、私はすぐに自分で試したいと考えました。医薬品ですので、いろいろ正式な手順は必要でしたが、処方してもらうことができ、実際に飲み始めました。

 

結果、いわゆる鎮痛剤を飲むことは、ほとんど無くなりました。たまにBiodoronの効果が間に合わず、鎮痛剤を内服することもありますが、ほぼ、Biodoronだけで悪化せず、乗り切ることができます。以前は、特に週末によく頭痛で寝込んでいましたが、今はほとんどありません。

 

Biodoronで片頭痛を乗り切ると、鎮痛剤を使うときに比べて、むしろ片頭痛の前より頭がすっきりしたような感覚を味わいます。

 

Biodoronとは、どのような薬かというと

まず、アントロポゾフィー医学では片頭痛を、どのように捉えているかを見る必要があります。私たち人間は、特別に知識なしに外観をながめても、丸い硬い骨に包まれた頭部と、棒のような手足をもち、四角い胴体をもっています(小さな子どもが描く絵ですね)。またそれぞれの働き、機能をみても、その三領域には特徴があります。頭部は、大切な脳が頭蓋骨の中で安らいでおり、集中して考えることができる静かな環境を好みます。そして暑さには弱い、暑すぎる場所では一番に頭がぼーっとしてきますね。それに対して、手足は、じっとしていると痛んだり不調になります。動いているほうが良いのです。消化管・代謝系も同じです。常にアクティブに食べ物を消化し、自分の栄養にしようと働いています。そこでは温かさが必要です。手足が冷たくなると動きが悪くなりますね、おなかも寒いと痛くなったりします。

 

そして片頭痛です。片頭痛は、動くと悪化します。どきんどきんと脈打つような(拍動性)痛みです。そしてひどくなると吐き気がします。これは、本来代謝系で起きるべきことが、頭部に侵入したようなイメージです。そして、実は片頭痛は仕事が休みになると起きることが多いのです。緊張する大きなイベントが無事すんで、ほっとしたその週末に襲ってきたりします。遺伝性があることが多いのですが、私の母親も片頭痛もちで、正月休みはたいてい何日か寝込んでいました。そのような時というのは、頭部をぎゅーーーっと使って、緊張して集中して過ごしていて、実は頭部が消化管・代謝系を押さえつけているのです。そして頭部がゆるむと、今度は押さえつけられていた代謝系が、反動的に頭部の方に勢いよく侵入して、片頭痛を起こすと考えられます。

 

また、片頭痛は食べすぎやアルコールで悪化することも多いと思います。それは単純に代謝系が活発化しすぎてしまい、頭部に侵入する場合です。

 

どちらにせよ、片頭痛は、日常生活の偏りから起きる体のアンバランスを、回復させるための反応であるともいえるのです。そして、そのような片頭痛をより良く乗り越えれば、片頭痛の前の状態よりも良い状態になっているともいえるのです。本来の回復の道を進むともいえると思います。

 

ただ、片頭痛に頼らずに偏りを乗り越えられたら、さらに良いわけです。そのためにも、頭部も代謝系も、本来の仕事を調和的に行ってほしいし、そのバランスをとる力(実は胸の領域になります)を強める必要があります。

 

そこで、Biodoronには頭部を強める水晶、消化管や代謝系を強める硫黄、そしてまんなかのバランスをとる力を強める鉄が含まれているのです。毎日内服することで、予防することもできるし、片頭痛の初期に内服することで、鎮痛剤で痛みを抑え込むのではなく、本来の回復の道をスムーズに進むことができるといえます。

 

そのほかにも、自分の風邪にはほとんど通常医学の医薬品は使わなくなりました。以前は、のどの痛みから、悪化して副鼻腔炎をよく起こしていましたが、ほぼ無くなりました。いい年齢なので、抗生剤が必要な時もありますが、それがダメなわけではなく、本当に必要かどうか見極めて、使わなくて済むことが増えました。

 

アントロポゾフィー医学は、通常医学を否定せず、拡張するものであると言われます。何かを禁止することはあまりありません。しかし、通常医学にいわゆる対症療法しかないことも多いので(対症療法的に症状をとることが重要な場合もあります)、もう少し病気の根本的な理由にアクセスして回復できれば、その経過そのものが意味を持つことになると思います。大きな病気でなくても、日常的な不調にも、そのように対応できればいいと思っています。関心がある方は、ぜひお問い合わせください。

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